シーズンのプロ仕上げ画像補正について

通常仕上げのImage Intelligence による 自動補正に加え、熟練オペレーターによる丁寧な手動補正をプリント一枚一枚に施します。
手動補正でよりきめ細かな色調補正・濃度補正が可能です。
撮影画像の状況によってはこの手動補正により、 さらにキレイなプロ仕上げのプリントが仕上ります。
当店のデジカメ写真はフィルムカメラと同じ写真現像仕上げなので、印刷(インクジェット)とは品質・耐久性が違います。

ご注文の画像は、色調補正により全ての写真がきれいになるとは限りません。
撮影条件(極端な露出の過不足、撮影ミス、強コントラスト、電灯光等)やデータの内容(低画質での撮影等)によっては補正の限度があり、少しでもきれいになるように補正いたしますが、お客様のご期待に添えない場合もございますのでご了承下さい。その保証はご容赦ください。
電灯光撮影の過度の補正は不自然になる為、その雰囲気を生かした補正を致します。
「色調補正なし」をご希望の場合はご注文時のコメント欄に記して下さい。

キレイが長持ちする「銀塩写真」のヒミツ

銀塩とインクジェットの違い

銀塩プリントとインクジェットプリント。
この代表的なプリント方式はどこが違うと思いますか?
銀塩写真は、従来より写真屋さんでフィルムからプリントしていた歴史のある写真プリントのことです。

専用の印画紙に光を当て薬液に反応させて発色させる方式です。
インクジェットは、比較的新しくパソコンとともに普及したプリント方式です。


現在デジカメで撮った画像をプリントする場合、この2つの方式が主流になっています。

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シーズンは銀塩写真です

シーズンでは、銀塩写真処理のフジフィルム社製フロンティアの最新機種を導入しております。
純正ペーパー、純正現像処理液、処理水は脱イオン水(純水)、濃度計による色調管理で完全な銀塩写真処理をしています。
お客様からご注文頂いたお写真を一枚一枚丁寧に色調補正・濃度補正してプリントしています。

銀塩写真のしくみ

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銀塩写真の秘密は、その印画紙(ペーパー)の仕組みにあります。

銀塩写真の印画紙には、光が当たると現像処理であらゆる色に発色する感光乳剤が塗られています。
印画紙自体が発色するので、色のグラデーションが非常に滑らかで保存性も抜群です。
また、インクジェットでプリントしたものより保存性、耐久性にも優れているという特徴もあり、年数が経っても当時のきれいな色調がほとんど損なわれないため、大切な思い出を長くきれいに残すなら、やはり歴史のある銀塩写真をお勧めいたします。

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銀塩写真のメリット

●印画紙(ペーパー)自身が全ての色で発色し、グラデーション(階調)が非常に滑らか
●保存性に強く、水にも大丈夫

震災、豪雨等で大切なアルバム・写真が浸水しても、水に強い銀塩写真プリントなら写真を残すことができるかもしれません。
そのように耐久性が高い銀塩写真プリントで思い出を長く残しませんか?

一方、インクジェットのしくみ

インクジェットプリンターは数色程度のインクを噴射してプリントします。
噴射するインクの量、密度を調整することで疑似的に全色を表現しています。

ただし、インク面が露出しているため保存性が劣ります。

●インクの噴射で全ての色を疑似的に表現する

●水に非常に弱い